ネイキッド

suzukikeiichi2009-05-16

ネイキッドLoftにてCRT。ニール・ヤング特集。映像作家森達也さんと初めてお話する。意外に古い昔からすれ違っていたようだ。ニール・ヤングの新譜はカーステレオで聞くと素晴らしいらしい。今度やってみよう。ニール・ヤングは自慢の車、巨大なリンカーンエコカーに改造。どうやらそれに夢中で、新譜もそれにそったモノ。このブログ的な作品発表形態は興味深い。さらに付帯しているDVDは自分で監督してるっつうより、ほとんど1人で自分を撮ってる。カメラを車のどこかに据え置いて歌ったり、手漕ぎボートのどこかに据え置いたり。しかし見どころはある。Tシャツだ。時々アップになるそれは、なんか意味ありげ。さらには変名でCSNYのツアーを中心に据えた「デジャ・ヴ」というドキュメンタリーも監督。この作品は日本発売は無いようだ。ブッシュを糾弾するツアー。もう大統領は変わったが。アトランタで客に大ブーイングを浴びるが、さすが全員ヒッピーでベビーブーマーズの出。多少ビビりながらも糾弾する曲を演奏する。さらには楽屋でジョークもかます。客も逆上して帰らず、最後までやじる。対立を主張しあう。かたや音楽、かたやブーイングで。ニール・ヤングがここまでやるとは思わなかった、帰り道に気をつけろよ、などと言っていたが、最初からニール・ヤングはそういった曲書いてるだろう。一線を越えるなヒッピー共よって事かなあ。面白い映画です。「デジャ・ヴ」とは絶妙のタイトルで、過去のCSNYのアルバムタイトル、さらにはデヴィッド・クロズビーの曲だが、既視感を第二次世界大戦戦後のたくさんの戦争に見いだしている。今も通用する曲がたくさんある。終了して、飲む。当然音楽話。ウンチクを語るでなくニュースを語る。これがいいんです。もう一軒へ移動、Y社長さんの悩みを聞く会となる。大変なんだなあ。Deja Vu [DVD] [Import]