地下鉄に乗って

築地に行くと、父親がベッドのが後ろを指さし、洗濯ものだと。浴衣その他を洗う。どうやら今日の見舞いは私1人のようだ。面会時間の終了のチャイムが鳴るが、コインランドリーに行き、洗濯機に投げ入れる。しばらくして見に行くと終わってたので、乾燥機に入れようと蓋を開けると、全然見たこともないジャージーなどがある。あれっと思ったら、女性がやって来て、呆然とした顔。私も呆然。どうやら使用中の洗濯機に入れてしまったようだ。確かに空だった。底が見えたし。多分周りに洗濯物が張り付いていたのだ。謝ったが、結構イヤだったろうなと思う。そして乾燥をすませ、スポーツ新聞を渡すと、指さすんで覗き込むと今度の競馬だ。だんだんジェスチャーがわかるようになってきた。浴衣の襟を引っ張ったら、俺を起こせだ。で、持ち上げて起こす。で何か書こうとするんで見てたら、看護師さんが来た。居なくなると、またジェスチャー。看護師さんの事を書こうとしてたようだ。美人じゃないかと言うとうなずいてたが。娘がいたほうが、何かと入院とか、老後とか、いいんだろうなあ、なんて超身勝手に思う。j.i.s.m.に行って、昨日の続きをずっとやる。うたた寝したりで、朝に。