渋谷アップリンクで

レス・ポールドキュメンタリー映画上映後トークサウンド&レコーディング・マガジン國崎編集長と。約1時間あっと言う間。レス・ポールは一昨年に生でニューヨークで見た時で91歳、セクハラジョーク飛ばしながら、現役バリバリの演奏だった。私はレス・ポールストラトキャスターは1本も持ってないが、ちょっとは欲しくなる。ポールじいさんは発明家なのだ。戦時中から多重録音や、カッティングマシーンを何台も使ってダビングしたり。信じられない発想だ。レス・ポールモデルは60年代になると一時生産中止。レス・ポールもロックンロールの登場で影が薄くなっていくが、60年代後半のアート・ロックによって、レス・ポールギターは見直される。皮肉なものです。いい映画です。昔ってホントに手本となる映像や本や(サンレコのような特化された本とか)なんもなかったなあ。テレビで時々放送されるアメリカの音楽番組が、なにしろ頼りだった。ザ・フーのドキュメンタリーも公開されるらしい。ロジャー・ダルトリーは3人の天才的メンバーに、かなり劣等感を持ち続けたらしい。これも面白そうだ。本日はたくさんのお客さんに囲まれて、どうもありがとうございます。終わって今日はカーネーションのライヴや青山陽一くんのライブがあったようだが、j.i.s.m.でCMのデモ作りだ。朝になるかなあ。で、朝になっていつもの店へ、ほぼ最後の客。