ミーティングと芝居

午後から、来たる、我れがバンドのライヴの打ち合わせ。あれ、j.i.s.m.に着いて誰もいないので急いで、これ幸いと打ち合わせ用演出メモを8行ほど書く。マネージャーの携帯に電話すると、j.i.s.m.にいると!。あれーそんなに広いかこの会社。隣の部屋にいる同士で電話してた。いつもより遅れ気味の状況での打ち合わせ。主に照明やざっくりとした構成を話す。夜はコクーンで、私たちの舞監もゲネを見たと言ってた「表裏源内蛙合戦」。懐かし面白い快作。両国の喧騒が最高にいい。猥雑かつ生き生きと演じていて、力あふれて。勝村氏の抑制された演技が光る。新劇的農民の演技と70年代小劇場風の笑いと、今の技術(演技とテクノロジーと言う事だが)がミックスされていて、30年も前の戯曲がやけに生き生きと見える。武器に関する歌があり、武器を持ったほうがいいと結論付けてるが、当時はテロに対して割と寛容というか、エアー武器のようなモノは持つべきだ、と言う考えが先端であって、やはり今となると逆転するのだなあと思う。あまりの過激で激しいに対しての無防備が今なのだ。歌詞はかつて通り歌われていた。朝比奈尚行さんのラトルズのような音楽も、昔のような今のような不思議な魅力を持っていた。終わって渋谷の3階にあるバーへ。役者さんと飲む。なんと今野さんや小玉さんやミュージシャンだらけ。CDと7インチをいただく。勝村氏と飲むのは初めてか?いや家に遊びに行って飲んだか。明日も集合が早そうなので、早めにいつもの店へって何考えてるんだかなあ。久々にマスターがいる。やけに懐かしく思える。ここに連れて来てもらった役者さんが目の前にいるからかもな。軽めに飲んで帰宅。午前4時前、早いほうでしょうか。