京浜ロックフェス

suzukikeiichi2009-10-12

このあたりは観光コースだったりビートニクスのジャケットの撮影場所だったり。会場にはお店が出ていて古い知り合いと会う。手塚さん。昔はケーブルテレビの番組を作ってたけど、今は粘土の美容。細野さんのライヴを観る。ザ・バンドのカヴァー日本語「オー・ラ・グローリー」と「ザ・ナイト・ゼイ・ドローヴ・オールド・ディキシー・ダウン」に驚く。後者は昔、私は「泣いて泥棒溺死した」なんて歌ってたり、アグネス・チャンのライヴのレパートリーで、もちろん本人は歌わないが、香港のディスコで地元の凄腕グループと交代して演奏したりした。踊れないからゴー・ホームって客に言われたけど、そりゃそうだわな。南北戦争歌ってもね。そしてザ・スズキプラスクジラはクレイジー・ホースのカヴァーだし。偶然にも日本語訳が多発した。楽屋テントであがたと細野さんと話す。音楽に絶望してはいけないと細野さんの一言が響く。テレビマンの本を読んで、その人はテレビ界に絶望して辞めていったんだそうだ。それではいけないと。ここまで来たらね。だんだんと夜になるとやけに寒くなった。オレンジ・カウンティも酔いどれていい演奏だった。ロケーション最高で、それ用に選んだ曲を演奏出来た。隣町から来たバンドとしてね。東京ローカル・ホンクの皆さんありがとうございます。ナイスな演奏でした。終了後実家に寄り、おふくろに届け物をする。
もう一つ思い出した。アグネスのツアーで、このあたりから日向までフェリーで行って帰ってくるってのがあって、演奏は船上で30分ほど。当時のドラマーがスネアを忘れて、実家にあったボロボロのスネアをおふくろに持ってきてもらった。積んだとたんに出航。日向に着いて、あっという間に出航。陸にほとんどいなかった。心臓が破れるかと思ったな。